Kylife’s blog

医学と資産形成を学ぶ現役医学生のブログ

サマライズはいらなくなる?【医師国家試験】

どうも!Kyです(。・ω・)ノ゙

 

サマライズ単体で購入できないという事態が114回の医師国家試験受験生に生じておりそれについて少し言及していきます。

また私見ですが、

サマライズは数年後には必須の講座ではなくなる

という観点でも書いていきます

 

そもそもサマライズとは、、

医学生のみなさんはMEC、TECOMなどの医師国家試験予備校を知っていますか?

現在のところMEC、TECOMという2大予備校に加えて、Medu4,Q-assist(MM社)が台頭してきています。

 

5年ないし4年生で見始めるビデオ講座に加えて、例年、6年生後期いわゆる国試直前期には各予備校が直前講座というものを配信します。そのうちのひとつがMECのサマライズというものです。

サマライズは、第113回国試では全国の医学生の約7000人が受講するという驚異の受講率となっており、サマライズを取っていなければそれだけで情報格差のようなものが生まれる状況となっています。

サマライズの内容としては、

前期講座の総復習をしながら、見逃しがちな点をわかりやすく解説してくれる

その年のトピックスなど予想的な部分も含んでおり、これが情報漏洩しているんじゃないかというレベルで的中する

といったことが言われています。

そのため全国の医学生のほとんどが受講していたわけですが、114回を受ける2019年現在の6年生からサマライズを受講するための条件が変わりました。

113回まではサマライズ単体での購入が可能でしたが、114回に関してはその他の後期講座と抱き合わせでの購入が必須でありサマライズを受講するためには最低6万円強ほどを払う必要が出てきております。(前期講座からメックを受講している場合はサマライズを含んだものを購入している方が多いので、その他の予備校の授業を受講している方が上記の金額が必要ということ)

この高い金額を払ってまで受講する必要があるのか、私としては非常に疑問に思うところがあります。というのも、

サマライズのデメリットして

授業時間は70時間超と非常に長い

中途半端に受講すると時間ばかり取られてしまい定着しない

前期講座の復習がほとんどになるため実際のコストパフォーマンスがよいのか疑問

といったことが挙げられます。

現に、前期講座もサマライズも取ったが中途半端な定着度で国試に臨んで残念な結果に終わった先輩方もいらっしゃいます。

 

ですので、

後期講座配信の段階で基礎が定着していないという方は前期講座の復習を優先すべきだし、

基礎が定着している方はそのまま自身で勉強を続ければ合格点に問題なく達する、

と考えることができるので私としてはサマライズはあまり必要ない講座ではないように感じています。

サマライズが必要ないというと少し語弊があるかもしれません

基礎が定着している方が後期講座を取るのはよいが、どこの予備校の後期講座でもよく、みながサマライズに固執する必要がないのではないか、ということです。

 

この情報をわかったうえで、サマライズを安心材料として受講するというのは間違った選択ではないとは思いますが、効率的な意味では適切な選択とは思えません。

全てを中途半端にするより、その一部を完璧にこなす

それが医師国試を無難に攻略する方法だと考えているわたしとしてはサマライズは必要でないと言わざるを得ない

というのが見解です。

 

まとめとして、

サマライズは

わかりやすく、予想的な点でも他社よりは確率が高い

しかし、自分でそれまでの復習をする方が安定して結果を生み出せる

と考えることができます。

なので現時点では、サマライズを受講したいならMECを選ぶ、そこに執着しないのであればmedu4やQAの後期講座を受講するというのが筋ではないかと思います。

 

数年後には、どの予備校がいいかという情勢が激変しているかと思いますので現在3,4年生の方々は6年時に迷う部分も多いかと思いますが、無理はなさらず、、、、!!

 

ではでは!